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車椅子の正しい使い方
車椅子を安全・快適にご使用いただくために、基本的な操作方法や注意ポイントをご案内します。
車椅子を安全・快適にご使用いただくために、基本的な操作方法や注意ポイントをご案内します。
車椅子には正しい使い方があります。
誤った使用方法は車椅子の機能を十分に発揮しないばかりか、
思わぬ事故やケガ、トラブルを引き起こすことも少なくありません。
ご利用者様や介助者様の安全と快適な暮らしを守るために、常に正しい使い方、乗り方を実践しましょう。
安全にご使用いただくため、次の点を確認しましょう。
タイヤの空気圧が少ない状態で、使用しないでください。タイヤを親指で押した際、容易にへこむ場合は、自転車用空気入れでエアーを補充しましょう。また、タイヤの空気バルブのネジが緩んでいないかも併せて確認してください。
両サイドのブレーキをロックします。
両サイドのフット
サポートを上げます。
アームサポートを両手で持ち、ゆっくり座ってください。
フットサポートに足を乗せます。
乗り降りの際は必ずロックをしてください。
ロックをせずに乗り降りをすると事故の原因となります。
両サイドのブレーキをロックします。
フットサポートから足を下ろします。
アームサポートを両手で持ち、ゆっくり立ち上がってください。
車椅子に乗る時や降りる時、ベッドへ移乗する時は、事前に必ずブレーキがかかっていることを確認し、平坦な場所で行いましょう。また、フットサポートの上に乗っての移乗はおやめください。車椅子がしっかり固定されていないと、転倒事故のもとになります。
ブレーキレバーを所定方向に動かす(押しがけ式と引きがけ式があります)とロックします。ロックした方向と反対に動かすと解除します。
ペダルを下に踏むとロックします。ロックした方向と反対に上げると解除します。
車椅子に乗る時や降りる時、ベッドへ移乗する時は、事前に必ずブレーキがかかっていることを確認しましょう。車椅子がしっかり固定されていないと、転倒事故のもとになります。また、タイヤの空気圧が少ないとブレーキのロックができませんので、ご注意ください。
車椅子の後方に立ち、左右のグリップを持って両側に拡げます。
片側のグリップを手で持ち、シートを手で下に押し下げます。※手・指を挟まないように注意
フットサポートを矢印方向に回転させて上げます。
シートの前方と後方の中央を同時に持ち上げます。
左右のグリップを持ち、内側にたたんでください。
車椅子を広げる際、シートと両サイドの間に手を挟まれないよう注意しましょう。また、転落事故や故障を防ぐため、座る前に座パイプが受けに収まっているかもご確認ください。
フットサポートを矢印方向に回転させて上げます。
シートの前方と後方の中央を同時に持ち上げます。
調整する際は、あらかじめフットサポートが固定されていることを確認しましょう。また、地面より5cm以上の高さで使用し、凹凸や障害物に引っかからないようご注意ください。
次のような使用場所や環境では、危険が伴う場合がありますので、必ず介助者の方が付き添ってください。
介助者が付き添っていない場合は周りの人に介助をお願いしてください。
介助者の方は、段差を乗りこえる場合はティッピングレバーを踏みながらグリップを手前に引きキャスタ(前輪)を上げ、前輪を段差に乗せてから、乗りこえてください。
坂道の登り下りでご使用になる場合は、必ず介助者様の援助をお願いしてください。
坂道を下るとき介助者の方は、車椅子を後ろ向きでゆっくり確認しながら走行しましょう。階段などで、ご使用者様が乗ったまま、介助者様に吊り上げてもらう場合は、ベースパイプ・バックサポートの固定されている箇所を持って、4〜5人で支えてもらってください。